일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

疑心暗鬼互に走る

所が大きに御苦労、後に聞けばこの時には藩士も至極穏かで何の議論もなかったと云う。此方が邪推を運らして用心する時は何でもなく、ポカンとして居る時は一番危い、実に困たものです。

疑心暗鬼互に走る時は違うが維新前、文久三、四年の頃、江戸深川六軒掘に藤沢志摩守と云う旗本がある。是れは時の陸軍の将官を勤め、極の西洋家で、或日その人の家に集会を催し、客は小出播磨守、成島柳北を始め、その外皆むかしの大家と唱うる蘭学医者、私とも合して七、八名でした。その時の一体の事情を申せば、前に申した通り、私は十二、三年間、夜分外出しないと云う時分で、最も自から警めて、内々刀にも心を用い、能く研がせて斬れるようにして居ます。敢て之を頼みにするではなけれども、集会の話が面白く、ツイ/\怖い事を忘れて思わず夜を更かして、十二時にもなった所で、座中みな気が付て、サア帰りが怖い。疵持つ身と云う訳けではないが、いずれも洋学臭い連中だから皆な怖がって、「大分晩うなったが如何だろうと云うと、主人が気を利かして屋根舟を用意し、七、八人の客を乗せて、六軒堀の川岸から市中の川、即ち堀割を通り、行く/\成島は柳橋から上り、それから近いもの/\と段々に上げて、仕舞に戸塚と云う老医と私と二人になり、新橋の川岸に着て、戸塚は麻布に帰り私は新銭座に帰らねばならぬ。