일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

乗船切符を偽らず

その話は相済み、その後も相替らず真面目に家を治めて著書飜訳の事を勉めて居ると、存外に利益が多くて、マダその二人の小供が外国行の年頃にならぬ先きに金の方が出来たから、小供を後廻しにして中上川彦次郎を英国に遣りました。彦次郎は私の為めに只た一人の甥で、彼方も亦只た一人の叔父さんで外に叔父はない、私も亦彦次郎の外に甥はないから、先ず親子のようなものです。彼れが三、四年も英国に居る間には随分金も費しましたが、ソレでも後の小供を修業に遣ると云う金はチャンと用意が出来て、二人とも亜米利加に六年ばかり遣て置きました。私は今思い出しても誠に宜い心持がします。能くあの時に金を貰わなかった、貰えば生涯気掛りだが、宜い事をしたと、今日までも折々思い出して、大事な玉に瑾を付けなかったような心持がします。

乗船切符を偽らず右様な大金の話でない、極々些細の事でも一寸と胡麻化して貪るようなことは私の虫が好かない。明治九年の春、私が長男一太郎と次男捨次郎と両人を連れて上方見物に行くとき、一は十二歳余り、捨は十歳余り、父子三人従者も何もなしに、横浜から三菱会社の郵便船に乗り、船賃は上等にて十円か十五円、規則の通りに払うて神戸に着船、金場小平次と云う兼て懇意の問屋に一泊、ソレから大阪、京都、奈良等、諸所見物して神戸に帰て来て、復た三菱の船に