후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
事情探索の胸算
見物どころか、死人の話を聞ても逃げて廻ると云うような臆病者である。所が露西亜に滞留中、或る病院に外科手術があるから見物せよとの案内に箕作も松木も医者だから直ぐに出掛ける。私にも一処に行けと無理に勧めて連れて行かれて、外科室に這入て見れば石淋を取出す手術で、執刀の医師は合羽を着て、病人をば俎のような台の上に寝かして、コロヽホルムを臭がせて先ず之を殺して、夫れからその医師が光り燿く刀を執てグット制すと、大造な血が迸って医者の合羽は真赤になる、夫れから刀の切口に釘抜のようなものを入れて膀胱の中にある石を取出すとか云う様子であったが、その中に私は変な心持になって何だか気が遠くなった。スルト同行の山田八郎と云う男が私を助けて室外に連出し、水など呑まして呉れてヤット正気に返た。その前独逸の伯林の眼病院でも、欹目の手術とて子供の眼に刀を刺す処を半分ばかり見て、私は急いでその場を逃出してその時には無事に済んだことがある。松木も箕作も私に意気地がないと云て頻りに冷かすけれども、持て生れた性質は仕方がない、生涯これで死ぬことでしょう。
事情探索の胸算夫れは扨置き私の欧羅巴巡回中の胸算は、凡そ書籍上で調べられる事は日本に居ても原書を読で分らぬ処は字引を引て調べさえすれば分らぬ事はないが、外国の人に一番分り易い事で殆んど字引にも