일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

見物自由の中又不自由

是れは三百年来特別の関係で爾うなければならぬ。殊に私を始め同行中に横文字読む人で蘭文を知らぬ者はないから、文書言語で云えば欧羅巴中第二の故郷に帰たような訳けで自然に居心が宜い。夫れは扨置き和蘭滞留中に奇談がある。或るとき使節がアムストルダムに行て地方の紳士紳商に面会、四方八方の話の序に、使節の問に、「このアムストルダム府の土地は売買勝手なるかと云うに、彼の人答えて、「固より自由自在。「外国人へも売るか。「値段次第、誰にでも、又何ほどにても。「左れば爰に外国人が大資本を投じて広く上地を買占め、之に城廓砲台でも築くことがあったら、夫れでも勝手次第かと云うに、彼の人も妙な顔をして、「ソンナ事は是れまで考えたことはない。如何に英仏その他の国々に金満家が多いとて、他国の地面を買て城を築くような馬鹿気た商人はありますまいと答えて、双方共に要領を得ぬ様子で、私共は之を見て実に可笑しかったが、当時日本の外交政略は凡そこの辺から割出したものであるから堪らない訳けさ。

見物自由の中又不自由夫れは扨居き、私がこの前亜米利加に行たときには、カリフ※ルニヤ地方にマダ鉄道がなかったから、勿論鉄道を見たことがない、けれども今度は蘇士に上て始めて鉄道に乗り、ソレカラ欧羅巴各国を彼方此方と行くにも皆鉄道ばかり、到る処に歓迎せられて、海陸軍