후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
太平海の郵便汽船始めて通ず
何しろ金は八十万弗渡したその中で、四十万弗の船が来た丈けでその後は何も来ない。左りとは埓が明かぬから、アトの軍艦は此方から行て請取ろう。その序に鉄砲も買て来ようと云うような事で、そのとき派遣の委員長に命ぜられたのは小野友五郎、この人は御勘定吟味役と云う役目で御勘定奉行の次席、なか/\時の政府に於ては権力もあり地位も高い役人である。その人が委員長を命ぜられて、その副長には松本寿太夫と云う人が命ぜられたと云うことは、その前年の冬に定まった。夫れから私もモウ一度行て見たいものだと思て、小野の家に度々行て頼んだ。何卒一緒に連れて行て呉れないかと云た所が、連れて行こうと云うことになって、私は小野に随従して行くことになりました。その外同行の人は、船を請取るのですから海軍の人も両人ばかり、又通弁の人も行きました。
太平海の郵便汽船始めて通ずこの時には亜米利加と日本との間に太平海の郵便船が始めて開通したその歳で、第一着に日本に来たのがコロラドと云う船で、その船に乗込む。前年亜米利加に行た時には小さな船で海上三十七日も掛たと云うのが、今度のコロラドは四千噸の飛脚船、船中の一切万事、実に極楽世界で、廿二日目に桑港に着た。