후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
一大投機
勝を占めることでしょう。
一大投機私が商売に不案内とは申しながら、生涯の中で大きな投機のようなことを試みて、首尾能く出来た事があります。ソレは幕府時代から著書飜訳を勉めて、その製本売捌の事をば都て書林に任してある。所が江戸の書林が必ずしも不正の者ばかりでもないが、兎角人を馬鹿にする風がある。出版物の草稿が出来ると、その版下を書くにも、版木版摺の職人を雇うにも、亦その製本の紙を買入るゝにも、都て書林の引受けで、その高いも安いも云うがまゝにして、大本の著訳者は当合扶持を授けられると云うのが年来の習慣である。ソコで私の出版物を見ると中々大層なもので、之を人仕せにして不利益は分て居る。書林の奴等に何程の智恵もありはしない、高の知れた町人だ、何でも一切の権力を取揚げて此方のものにして遣ろうと説を定めた。定めたは宜いが実は望洋の歎で、少しも取付端がない。第一番の必要と云うのが職人を集めなければならぬ。今までは書林が中に挟まって居て、一切の職人と云う者は著訳者の御直参でなく、向う河岸に居るようなものだから、彼れを此方の直轄にしなければならぬと云うのが差向きの必要。