후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
随分調子の宜しいその身体が、病後は十五貫目にまで減じて二、三年悩んだが、この田舎流の摂生法でチャンと旧の通りに復して、その後六十五歳の今日に至り今でも十七貫五百目より少なくはない。扨私が考えるに右の田舎摂生が果して実効を奏したのか、又は病の回復期が自然に来た処で偶然にも摂生法を改めたのか、ソレは何とも判断が付かぬ。兎に角に生理上必要の処に少し注意さえすれば、田舎風の生活も悪くないと云うこと丈けは確かに分る。但し肌に寒風の吹通しが有益であるか、又は外の摂生を以て体力が強くなって、実際害に為るべき寒風にも能く抵抗して之に堪うるのであるか、即ち寒風その物は薬に非ず、寒風をも犯して無頓着と云うその全般の生活法が有益であるか、凡そこの種の関係は医学の研究すべき問題と思います。ソレは扨置き、私の摂生は明治三年、三十七歳大病の時から一面目を改め、書生時代の乱暴無茶苦茶、殊に十年間鯨飲の悪習を廃して、今日に至るまで前後凡そ四十年になりますが、この四十年の間にも初期は文事勉強の余暇を偸んで運動摂生したものが、次第に老却するに従い今は摂生を本務にしてその余暇に文を勉めることにしました。