일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

自身自力の研究

自身自力の研究扨その写本の物理書、医書の会読を如何するかと云うに、講釈の為人もなければ読んで聞かして呉れる人もない。内証で教えることも聞くことも書生間の恥辱として、万々一も之を犯す者はない。唯自分一人で以てそれを読砕かなければならぬ。読砕くには文典を土台にして辞書に便る外に道はない。その辞書と云うものは、此処にヅーフと云う写本の字引が塾に一部ある。是れは中々大部なもので、日本の紙で凡そ三千枚ある。之を一部拵えると云うことは中々大きな騒ぎで容易に出来たものではない。是れは昔長崎の出島に在留して居た和蘭のドクトル・ヅーフと云う人が、ハルマと云う独逸和蘭対訳の原書の字引を飜訳したもので、蘭学社会唯一の宝書と崇められ、夫れを日本人が伝写して、緒方の塾中にもたった一部しかないから、三人も四人もヅーフの周囲に寄合て見て居た。夫れからモウ一歩立上るとウエーランドと云う和蘭の原書の字引が一部ある。それは六冊物で和蘭の註が入れてある。ヅーフで分らなければウエーランドを見る。所が初学の間はウエーランドを見ても分る気遣はない。夫ゆえ便る所は只ヅーフのみ。会読は一六とか三八とか大抵日が極って居て、いよ/\明日が会読だと云うその晩は、如何な懶惰生でも大抵寝ることはない。