후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
三
才気辣腕の臣をにわかに用いて、軽率に旧きを破り、新奇の政を布くは危うい因を作ろう。予が選び挙げておいた人々をよく用い、一短あり一部欠点はある人物とてみだりに廃てるようなことはせぬがいい。その中で馬岱は忠義諸人に超え、国の兵馬を託すに足る者ゆえ、いよいよ重く扱うたがいい。諸政の部門は卿がこれを統轄総攬されよ。またわが兵法の機密はことごとく姜維に授けおいたから、戦陣国防の事は、まだ若しといえども、彼を信じて、その重責に当らすとも、決して憂うることはなかろう」
以上の事々を、費に遺言し終ってから孔明の面にはどこやら肩の重荷がとれたような清々しさがあらわれていた。
三
日々、そうした容態のくり返されている或る朝のこと。孔明は何思ったか、
「予を扶けて、車にのせよ」と、左右の者へ云い出した。
人々はあやしんで何処へお渡り遊ばすかと、訊ねた。すると孔明は、
「陣中を巡見する」といって、すでに起って、自ら清衣にあらためた。
命旦夕に迫りながら、なおそれまでに、軍務を気にかけておられるのかと、侍医も諸臣も涙に袖を濡らした。
千軍万馬を往来した愛乗の四輪車は推されて来た。