후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
馬岱は云ったが、張苞はただ口惜し涙をこすっている。しかもまた、明日の戦に、何らこの頽勢をくつがえすべき策も自信もなかった。
「所詮、かなわぬことを知って、なおこれ以上ぶつかってゆくのは勇に似て勇ではない。それがしは、敗軍をとりまとめ、要害の地に退いて、ひとまず敵を支えているから、貴公たち二人は、大急ぎで祁山へゆき、諸葛丞相にまみえて、いかにせばよろしいか、丞相のご意見を求めてきてくれ。……それまでは、守るを主として、一ヵ月や二ヵ月は、石にしがみついても頑張っておるから」
馬岱はそういった。
関興と張苞にも、今はそれしか考えられない、で二人は、夜を日についで、祁山へいそいだ。
ここ祁山での序戦には、蜀軍の上に、赫々たる祝福があったものの、さきに多大の兵力を西部方面へ割き、いままた、その大敗を聞いて、孔明の眉には、ただならぬ不安と焦躁の陰がうごいた。
かかるときこそ将帥の判断ひとつが将来にその大勢を決する重大なわかれ目となるものであろう。孔明は一夜をおいてすぐ次の日、
「いまこの祁山においては、曹真は守勢にあり、我は戦いの主導権を握っている。すなわち我戦わずんば彼も動かずという状態にあるところゆえ、諸将はよくわが留守を守れ。