후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
これに次いでは、――むしろこれに並んで傑作といわれるのは、ベートーヴェンの『交響曲第六番=ヘ長調(作品六八)』(コロムビアJ八七四八―五二、傑作集二七五)であろう。『第六』のレコードは、御存じの通りワインガルトナー、メンゲルベルク、トスカニーニのがあって、メンゲルベルクにはメンゲルベルクの特色があり、トスカニーニにはトスカニーニの特色があって、良さにおいてはそれぞれにちがいはないが、私の好みを言わして貰えるならば、ワルターを以て第一とする。なぜかと言えば、この曲の演奏に対して感情に過不足のない、実に行きわたった情緒を持っているくせに、いわゆる程の良さがあるからである。これほど自由に演奏しながら、少しの我意もない、忠実なベートーヴェンの再現である。この人の第六は、標題の示すが如く、世にも美しい田園情緒の描写で、最も安心して聴けるものである。
それに次いで挙げられるのは、シューベルトの『未完成交響曲』である(J八六四二―四、傑作集二五三)。随分夥しくレコードされている『未完成』であるが、ワルターほど安心して聴けるのは一つもない。或るものは演奏が良くても吹込みが悪く、或るものはトーキー音楽の如く誇張されており、また或るものは劇的に遊戯に堕している中にあって、独りシューベルトの在りし日を偲ばせるような美しさと