후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
ティボー Jacques Thibaud
一九〇二年、十歳のエルマンの演奏を聴いた巨匠アウアーは、驚喜してペテルスブルグ音楽院に入学させ(猶太人の音楽院入学は破格的なことであった)、後二年アウアー門下の俊秀としてデビューし、一九〇八年米国を訪ね、天才少年として世界的一流人に伍するに至った。
ティボー Jacques Thibaud
ティボーは日本人には親しみの深いヴァイオリニストである。前後二回の来朝もその親しみを醸した原因の一つであろうが、この人のフランス風な典雅な風格や、たしなみの深い物静かな演奏などが、日本の好楽者たちから、大きな支持を受けたためであろうと思う。
ティボーの楽壇出現は極めて立志伝的で、カフェーの楽団でヴァイオリンをひいていたのを名指揮者コロンヌに見出され、その楽団に席を与えられて、二年後にはコンセール・コロンヌの独奏者として立ったと言われている。カフェーのヴァイオリン弾きからフランス一流の管弦団へ――、この過程は映画『オーケストラの少女』が教えるごとく、いかに困難なものであるか言うまでもあるまい。
ティボーはしかし、単なる街のヴァイオリン弾きではない。その前既に巴里の音楽院を卒業し、競技に応じて、第一等の栄冠を占めたことさえある。