후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
肥ったカルーソーが舞台中をふうふう言いながら追い廻したという逸話も伝わっている。匕首を振り廻したカルーソーが、美しくて妖艶で、その上軽捷なファーラーを、よちよち追い廻す図は、考えただけでも相当のものだと思う。
ファーラーの魅力の絶頂期を代表するものは、メトロポリタンで大戦直前に歌った『カルメン』と『蝶々夫人』と『ラ・ボエーム』のミミであった。これは一九一〇年頃からぼつぼつビクターにレコードされ、一九一四、五年にはファーラーの優れたレコードは全部揃ってしまったと言ってもいい。一九一九年以後の吹込み――つまり大戦以後のファーラーの新吹込みレコードには、もはや一枚も良いものはなかったと断言しても差支えはない筈である。
最近藁科君の好意で聴かしてもらったI・R・C・C(国際レコード蒐集家クラブ)のファーラーのレコード七、八枚のうちで、私が特に興味を感じたのは、リリー・レーマン仕込みのドイツ系の歌で、わけてもモーツァルトの『アレルヤ』(Alleluja)は傑出したものであった。(一九〇八年頃の吹込みで、ファーラーがメトロポリタンに入った前後のものであろう)