후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(五)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면
武者修行は、由来、行乞を本則としている。人の布施に依って学び、人の軒端をかりて雨露をしのぐことを、禅家その他の沙門のように、当りまえなこととしている。
けれど、一飯の尊さは、一粒の米でも一茎の野菜でも、自分で栽ってみて初めてわかることである。それをしない坊主のことばがまま口頭禅としか聞えないように、布施で生きている武者修行が剣のみを研いても、それを治国の道に生かすことを知らず、また、社会ばなれな武骨一偏になってしまい易いことも当然である――と武蔵は思った。
武蔵は、百姓の業は、知っている。母と共に、幼い頃は、郷士屋敷の裏畑へ出て、百姓のすることもしたものだった。
けれど、今日からする百姓は、朝夕の糧のためではない、心の糧を求めるのだった。また、行乞の生活から、働いて喰らう生活を学ぶためだった。
さらにまた、野茨や沼草の繁茂にまかせ、洪水や風雨の暴力にも、すべて自然に対して、諦めの眼しか持たない農民に――子々孫々、骨と皮ばかりの生活を伝えて来ながらも、依然、眼をひらかない彼らに、身をもって、自分の考えを、植えつけてやろうという望みもかけた。
「伊織、縄を持って来て、材木をしばれ。