후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
ヘンデルの作品とそのレコード
「ソロモン」、「花火の音楽」などはその例である。
が、巨人ヘンデルにも最期の時が来た、一七五一年「エフタ」の作曲中その眼が次第に視力を失って、辛くも完成したとき、彼は全く盲目になっていた。「夜の昼を継ぐ如く、悲しみ我が喜びに継ぐ」――こうヘンデルは楽譜に書いて筆を投じた。六十六歳の春である。
世界は真っ暗になった。ヘンデルの広大な創作力も終える時が来たのである。一七五九年遺言書に「貧しき音楽家救済のために一千ポンド」を遺して、静かにして偉大なる死を待った。
彼の遺骸は彼の望みの如くウェストミンスターに葬られ、異邦人にして英国の栄誉のためにその名を刻まれたのである。
ベートーヴェンが言ったように、「ここに真理があった」のである。彼ほど男性的な、彼ほど情熱的な作曲家はかつてなかった。人間愛と信仰とがその作品を通じて、二百年後の今日まで世界の人類に呼びかける。
ヘンデルの作品とそのレコード
ヘンデルのレコードは決して多くない。それは五十歳を越えるまで専念した歌劇は今日ほとんど演奏されず、晩年の精力を集中した聖譚曲は、一つ一つがきわめて長大で、幾通りものレコードに吹込まれることは、事情が許さないからであろう。