후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
周囲の青年達
逆境に当らなければならなかったのである。
彼は二人のパンを稼ぐために、毎朝五時半に起き出して作曲にいそしみ、それから和声とピアノの教授に終日を費さなければならなかった。
周囲の青年達
一八四六年最初の聖譚曲「慈悲」が初演され、一八五〇年には歌劇の一部が完成されたが、フランク自身その理想に到達する途の遠きを思い、爾来十年間ほとんど作曲の筆を断ち、一八六〇年以後も、さしたる活動はなかったようである。
一方フランクのオルガン奏者としての名声は次第に高まり、一八五八年には聖クロティルド教会のオルガン奏者の地位を得、ほとんど終世この職に踏み止って、オルガニストとして確固たる名声を保ち続けた。一八七二年にはパリ音楽院のオルガン教授となり、翌一八七三年フランスに帰化し、一八九〇年永眠するまで、約二十年間にその傑作が順次完成されていったのである。
フランクの周囲には、その風格を慕い、その作品に傾倒する青年達が集まった。まさに桃李物言わずの感である。青年達のうちには、後年フランス楽壇に大きな旗幟を翻した、ダンディ、ショーソン、デュパルク、ロパルツ、ピエルネ、ヴィダール、シャピュイの巨星が網羅され、フランクを中心にここに新時代の溌剌たる機運が醸されていったのである。