일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

理解されなかった彼

理解されなかった彼

ドビュッシー(Claude Achille Debussy)は一八六二年八月二十二日、パリの郊外に生まれた。初歩の教育は母から受けて、学校らしいものに行かず、家庭も決して音楽的ではなかったが、七歳のときカンヌに旅行して、叔母ルウスタン夫人に音楽的才能を見出され、しばらくはイタリー人からピアノの手ほどきを受けたこともあった。

少年ドビュッシーは、勉強も遊びも好きではなく――今日の常識から言えば、決して良い子ではなかった。終日夢見るように、ぼんやり椅子にかけて物をも言わずに暮すことが多かったと言われている。

詩人ヴェルレエヌの義母モオテ夫人がショパンの弟子で、偶然のことからドビュッシーの才能を見出し、この子を船員にすることに決めていた父親を説きふせて、一八七三年十一歳のドビュッシーを、ともかくも音楽院に入学させることに成功した。

ドビュッシーの音楽学生生活は一風変ったものであった。音に対する異常な感受性はあったが、ピアノの練習は好きでなく「あれはピアノは嫌いだが、音楽は好きなようだ」という不思議な結論を先生に下されたりした。ドビュッシーは無器用で臆病で、ピアニストには向かなかったのである。