일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

名利に超然とする人はあり得るが、その芸術的作品をさえ、神に捧ぐる以外に執着を持たなかった人は、少なくとも音楽の分野においては、ヨハン・セバスティアン・バッハ以外にあることを聴かない。

幸いにして、彼の二度目の夫人は音楽を解し、写譜をよくした、夫バッハの作り捨てて顧みなかったカンタータ三百曲のうち、百九十曲までは、十三人の子供を養育しながら写譜しておいたのである。バッハの偉大さを考える人は、その偉大なる業績を、二百年後の我らにまで伝えてくれた二度目の夫人、アンナ・マグダレーナの内助の功に感謝を捧げなければならない。

バッハの音楽に「神性」を見出すのは即ちそのためである。後世の芸術に携わるものが、神を対象としたバッハに比べて、その心構えにおいてなんという違いであろう。芸術が神性を失い、人間性を失い、今や獣性をさえ帯びんとしているのも当然のことである。我らの世紀は「悪魔」のために作った音楽のあまりに多きに堪えざらんとしている。

その間にバッハは、今日の調律法の常識なる平均律を支持するために、あらゆる調子を通して、二十四曲の「前奏曲と遁走曲」をふた通り書いた。