일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

如何したかと云うと、淀川の一番粗末な船を借りて、船頭を一人雇うて、その船に例の瓶の七輪を積込んで、船中で今の通りの臭い仕事を遣るは宜いが、矢張り煙が立て風が吹くと、その煙が陸の方へ吹付けられるので、陸の方で喧しく云う。喧しく云えば船を動かして、川を上ったり下ったり、川上の天神橋、天満橋から、ズット下の玉江橋辺まで、上下に迯げて廻て遣たことがある。その男は中村恭安と云う讃岐の金比羅の医者であった。この外にも犬猫は勿論、死刑人の解剖その他製薬の試験は毎度の事であったが、シテ見ると当時の蘭学書生は如何にも乱暴なようであるが、人の知らぬ処に読書研究、又実地の事に就ても中々勉強したものだ。

製薬の事に就ても奇談がある。或るとき硫酸を造ろうと云うので、様々大骨折て不完全ながら色の黒い硫酸が出来たから、之を精製して透明にしなければならぬと云うので、その日は先ず茶碗に入れて棚の上に上げて置た処が、鶴田仙庵が自分で之を忘れて、何かの機にその茶椀を棚から落して硫酸を頭から冠り、身体に左までの径我はなかったが、丁度旧暦四月の頃で一枚の袷をヅタ/″\にした事がある。

製薬には兎角徳利が入用だから、丁度宜しい、塾の近所の丼池筋に米藤と云う酒屋が塾の御出入、この酒屋から酒を取寄せて、酒は飲で仕舞て徳利は留置き、何本でもみんな製薬用