후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
大阪を去て江戸に行く
就学勉強中は自から静にして居らなければならぬと云う理屈が茲に出て来ようと思う。
大阪を去て江戸に行く
私が大阪から江戸へ来たのは安政五年、二十五歳の時である。同年、江戸の奥平の邸から、御用があるから来いと云て、私を呼に来た。それは江戸の邸に岡見彦曹と云う蘭学好の人があって、この人は立派な身分のある上士族で、如何かして江戸藩邸に蘭学の塾を開きたいと云うので、様々に周旋して、書生を集めて原書を読む世話をして居た。所で奥平家が私をその教師に使うので、その前、松木弘庵、杉亨二と云うような学者を雇うて居たような訳けで、私が大阪に居ると云うことが分たものだから、他国の者を雇うことはない、藩中にある福澤を呼べと云うことになって、ソレで私を呼びに来たので、その時江戸詰の家老には奥平壹岐が来て居る。壹岐と私との関係に就ては、私は自から自慢をしても宜いことがある。是れは如何しても悪感情がなければならぬ筈、衝突がなければならぬ筈、けれども私はその人と一寸とも戦たことがない。彼は私を敵視し愚弄して居ると云うことは長崎を出た時の様でチャント分って居る。長崎を立つ時に、「貴様は中津に帰れ。