일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

英学発心

小石川に通う

英学発心ソコデ以て蘭学社会の相場は大抵分て先ず安心ではあったが、扨又此処に大不安心な事が生じて来た。私が江戸に来たその翌年、即ち安政六年、五国条約と云うものが発布になったので、横浜は正しく開けた計りの処、ソコデ私は横浜に見物に行た。その時の横浜と云うものは外国人がチラホラ来て居る丈けで、堀立小屋見たような家が諸方にチョイ/\出来て、外国人が其処に住で店を出して居る。其処へ行て見た所が一寸とも言葉が通じない。此方の云うことも分らなければ、彼方の云うことも勿論分らない。店の看板も読めなければ、ビンの貼紙も分らぬ。何を見ても私の知て居る文字と云うものはない。英語だか仏語だか一向計らない。居留地をブラ/\歩く中に独逸人でキニツフルと云う商人の店に打当た。その商人は独逸人でこそあれ蘭語蘭文が分る。此方の言葉はロクに分らないけれども、蘭文を書けばどうか意味が通ずると云うので、ソコで色々な話をしたり、一寸と買物をしたりして江戸に帰て来た。御苦労な話で、ソレも屋敷に門限があるので、前の晩の十二時から行てその晩の十二時に帰たから、丁度一昼夜歩いて居た訳けだ。

小石川に通う横浜から帰て、私は足の疲れではない、実に落胆して仕舞た。