일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

原書を名にして金を貪る

誠に不埒な奴さ。夫れで以て一年ばかり大に楽をしたことがあります。

原書を名にして金を貪る又或る時、家老奥平壱岐の処に原書を持参して、御買上を願うと持込んだ所が、この家老は中々黒人、その原書を見て云うに、是れは宜い原書だ、大層高価のものだろうと頻りに賞めるから、此方はチャンと向うの腹を知て居る、有益な本で実価は安いなどと威張て出掛けると、ソレじゃ外へ持て行けと云うに極て居るから、一番、その裏を掻て、「左様です、原書は誠に必要な原書ですが、之を私が奥平様にお買上げを願うと云うのは、この代金を私が請取て、その金は私が使て、爾うしてその御買上げになった原書を私が拝借しようと斯う云うので、正味を申せば私がマア金を唯貰おうと云う策略でござる。斯くの通り平たく心の実を明らさまに申上げるのだから、ドウかこの原書を名にして金を下さい。一口に申せば私は体の宜い乞食、お貰い見たようなものでござると打付けた所が、家老も仕方がない、その訳けは、家老が以前に自分の持て居る原書一冊を奥平藩に二十何両かで売付けたことがあるその事を聞込んだから私が行たので、若しも否めばお前さんはドウだと暴れて遣ろうと云う強身の伏線がある、丸で脅迫手段だから、家老も仕方なしに承知して、私も矢張りその原書を名にして先例に由り二十何両かの金を取て、その内十五両