후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
熊の解剖
夫れから親爺に逢て、「殺して遣るが、殺す代りに何を呉れるか」――「左様ですな」――「頭を呉れるか」――「頭なら上げましょう。」夫れから殺しに行た。此方は流石に生理学者で、動物を殺すに窒塞させれば訳けはないと云うことを知て居る。幸いその牛屋は河岸端であるから、其処へ連て行て四足を縛て水に突込で直ぐ殺した。そこでお礼として豚の頭を貰って来て、奥から鉈を借りて来て、先ず解剖的に脳だの眼だの能く/\調べて、散々いじくった跡を煮て喰たことがある。是れは牛屋の主人から穢多のように見込れたのでしょう。
熊の解剖それから又或時には斯う云う事があった。道修町の薬種屋に丹波か丹後から熊が来たと云う触込み。或る医者の紹介で、後学の為め解剖を拝見致したいから誰か来て熊を解剖して呉れぬかと塾に云て来た。「それは面白い」。当時緒方の書生は中々解剖と云うことに熱心であるから、早速行て遣ろうと云うので出掛けて行く。私は医者でないから行かぬが、塾生中七、八人行きました。夫から解剖して是れが心臓で是れが肺、是れが肝と説明して遣た所が、「誠に有難い」と云て薬種屋も医者もふっと帰って仕舞た。