일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

宙に舞う盃

広間に集まった城中の者は、事の意外にざわめき立ち、刀を取って立つ者もある。

「えい、静まれ!」

と鶴の一声、鬼王丸が喝破したので森然と一座は静まったが、宙を舞っている盃は尚グルグルと渦巻きながら、人々の頭上を渡っていたが、突然、一所に静止したかと思うと――ヒューッと鋭い音を立てて端然と坐っているオースチン老師の法衣の袖へ飛び込んだ。

「わッ」と、それを見た室内の者は驚きの声を筒抜かせたが、刮と急き立ち怒ったのは花婿武者所鬼王丸であった。

彼はすっくと突っ立った。太刀をひっさげツカツカと老師の前へ詰め寄ったが、

「これ、老師! オースチン老師! さては小細工をなされたな! たとえ小細工をしたところでこの城内にいる限りは生殺与奪は拙者の手にあり、いかなる我儘も許し置くことならぬ! さ、盃をお出しなされ! 出されぬ時は腕の力に訴えそなたの体を取り調べ致すぞ!」

裾まで垂れた白髪を一本一本逆立てんばかりに地団太踏んで怒号した。

オースチン老師はその以前から固く眼を閉じ首を垂れ、今日で云えば精神集中、無念無想の三昧境――この婚礼の成り立たぬよう、九献の盃飛び散って儀式乱脉になるようにと、懸命に心中で祈っていたが、その心願叶ったものか、不思議の奇蹟に場中が恐ろしい混乱に落ち入って、鬼王丸が沈着を破って、怒号するのを耳に