일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(八)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면

아오조라 문고

――徐盛を捕えんこと掌であろう」と、その準備をしていた。

ところが、明日ともいわず、その晩のうちに、呉軍のほうから積極的作戦に出てきたので、曹休の計は、それを行う前に、根本から齟齬を来してしまった。

要するに、曹休軍をここへ引き入れたのは、呉の周魴が初めから陸遜と諜し合せていたことなので、呉はこの好餌を完全に捕捉殲滅し去るべく、疾くから圧倒的な兵力をもって包囲環を作りつつあったのである。

すなわち、陸遜は、

「魏軍の盲動近し」と覚るや、その前夜、兵を分配して、石亭のうしろへ廻し、南北の麓にも堅陣をつらね、自身采配を振って、その正面から攻め上る態をなしたのである。

それより少し前に、呉の朱桓は、石亭の裏山に攀じて、潜行していたが、折ふし魏の張普が附近の味方の伏兵を巡視して来るものと遭遇していた。

張普は初め、味方の兵と思っていたらしく、夜中でもあり真暗な山腹なので、

「どこの隊だ。大将は何者だ」

などと誰何していた。

「されば、この隊は、呉の精鋭、大将はかくいう朱桓だ」

と、暗闇まぎれに近寄って答えるやいな、朱桓は一剣のもとに、張普を斬ってしまった。

暗夜の奇襲戦は、この手から突然開始されたのであり、明日を待って行動を期していた魏本軍の混乱も同時に起った。