일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(八)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면

아오조라 문고

楊曁がいなくなると、劉曄は声をひそめて、

「陛下はまだ兵法の玄機をお悟りになっていないと見えます。蜀を伐つことは大事中の大事です。何ゆえ楊曁や宮中の者にそんな秘事をおんみずからお洩らしになりましたか」

「あ、そうか。……以後は慎もう」

曹叡は初めて覚った。

荊州へ行っていた司馬懿が帰ってきた。彼も同意見であった。荊州ではもっぱら呉の動静を視察してきたのである。司馬懿仲達の観るところでは、

「呉は蜀を助けそうに見せているが、それはいつでも条約に対する表情だけで、本腰なものではない」という見解が確かめられていた。

号して八十万、実数四十万の大軍が、蜀境の剣門関へ押し寄せたのは、わずか十月の後で、洛陽の上下は呆気にとられたほど迅速かつ驚くべき大兵のうごきだった。

このとき、幸いにも、孔明の病はすでに恢復していた。

「――血を吐いて昏絶す」というとよほどな重態か不治の難病にでも罹ったように聞えるが、「血を吐く」も「昏絶」も原書のよく用いている驚愕の極致をいう形容詞であることはいうまでもない。

孔明は、王平と張嶷を招き、

「汝らおのおの千騎をひっさげ、陳倉道の嶮に拠って、魏の難所を支えよ」