일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면

아오조라 문고

真理である。トルストイをして『クロイツェル・ソナタ』を書かしめた官能的な芸術に携る者は、何を措いてもまず、正しい人間でなければならない。音楽家であり小説家であるが故に、淫蕩遊惰な生活は断じて許さるべきではない。

話はひどく脱線したが、一国の正しい文化や、大きな芸術は、世紀末的な思想の上に築いてはいけない。日本のような音楽の処女地にあっては、わけてもこの用意が必要であると思う。どんなに技巧がうまかったところで、不良青年型のアーティストの演奏には、その邪悪な心持が影響せずにいる筈はないのである。

大戦後、パデレフスキーが再びピアノに還って来た時は、年齢のためと、長い間の政治生活のために、その演奏が「昔のようではない」と言われたことは事実であった。パデレフスキーの指は硬張らないにしても、その思想はもう昔のパデレフスキーではなかった。パデレフスキーのレコードが、甚だしく変って来たのはその頃で、電気吹込みになる頃から、その傍若無人さは一段と強化されて行ったのである。実演のパデレフスキーは、それにもかかわらず満堂の聴衆を魅了し尽したということである。

ところで、一般人には、パデレフスキーは、傍若無人で勝手で、むら気な演奏者のように思われているが、パデレフスキーの私生活を知る者の談を聞くと、パデレフスキーほど、克明で