후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
この歌はテンポを早めても充分物悲しさの沁み出る歌で、ドゥハンの歌い方は、シューベルトの要求しているクレフティッヒの表現には乏しいかも知れぬが、レーケンパーのように、クレフティッヒにこだわり過ぎると、却ってこの歌の持つ素直な悲しみを打ち壊す結果になる。ドゥハンは無技巧のうちにも、柔かな美しさがあり、この集のうちでは目立って良い出来だろうと思う。六番目の「遙けき彼方」は歌もさまで優れて居らず、出来も大したことはない。七番目の「別離」は題目に似ず明るい軽やかな別離の心持を歌ったもので、これも可もなく不可もなしという程度であろう。
八番目の「アトラス」は、前にも言ったように、世界を担う神話のアトラスに、その苦悩を譬えた歌で、これを辞書の命ずる通り「地図」と訳しては意味を成さない。ドゥハンのと電気以後のスレザークのと比べると、まるで違った歌のような心持で、スレザークはテンポをぐっと早めて、相当歌い崩しもあるが、全世界を担う苦悩の感じを、実に巧みに表わしている。ドゥハンはテンポを遅く、譜の命ずるとおり、極めて正直な歌い方だが、魅力も乏しく、刺戟も少い、極めて食い足らぬ感じだ。