후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
この楽団の特色は、楽員に非常な長老を網羅していることで、頭の禿げた人や白髪の人が多いことは、写真を見ても判る通りだ。従って生涯を楽団のために捧げつくそうという、利かぬ気のドイツ魂を思わせる人の多いのが特色とされている。或る批評家はこの楽団の演奏を評して弦楽四重奏のようだと言う。それは統率者の威力が弱いことと、指揮者が仮になくとも済むということ、そして楽員めいめいが互角の一流的な芸術家であることから、室内楽団のようだと洒落て言われる所以なのであろう。
ウィーン・フィルハーモニーが初めてレコードに入れた時、ある会合の席上で逢った近衛秀麿さんに話すと、大変な喜びようで、「あすこは絃がすばらしいですよ。下手な指揮者だと、絃に引き摺り廻されて手がつけられない」と言ったことを私は記憶しているが、全くこの管弦団は、下手な指揮者には苦手らしいのである。ロシアでは七、八年前、指揮者のないオーケストラが出来て一時問題になったが、こういう風な楽団こそそういう形式が適しているのではないかと思われるほどである。
ウィーン・フィルハーモニーの絃が特に優れていることは、今の近衛さんの言葉にもあった通りだが、そのコンサート・マスターは、有名な老提琴家のロゼーだ。