일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면

아오조라 문고

オランダの名オルガニスト、ラインケンの演奏を聴くために、餓えて窓の下に立ったバッハが、金貨を咥えた鰊を拾ったのは十五歳の時であった。

フランスの名オルガン弾き、マルシャンが、バッハに競演をいどみ、いざという時は逃げ出したのは、バッハ三十歳前後のことであったろう。教会のオルガン弾きとしては、ワイマール時代までであったが、それでも後年即興的に演奏して、美事な技巧に友人たちを喜ばせたと言われている。また一面バッハはオルガン奏法、わけても指の使用法に劃期的な改良を加えたことは、隠れもない事実である。

バッハが真にオルガンの中から生れたような人間であったことは、否むことの出来ない事実で、その作品はよしや他の器楽曲に比較して数において少くとも、一曲一曲が魂を打ち込んだものであり、従来の形式張った無味乾燥なオルガン曲に、一脈の人間味と、燦たる美しさを加え、百代の金字塔的な豊彩を放ったことは、まことに偉とすべきである。

バッハのオルガン曲の興味は、その信仰の表われとも言うべきコラールと、作曲技巧の粋を尽した遁走曲にあると言っても差支えはない。ルーテル派の讃美歌から、自在にその楽想を採ったと言われるコラールについては暫く措いて、『フーグ』