일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵(五)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면

아오조라 문고

三日も前からのことである。

吉岡方の者は、武蔵が、あの雪の夜以来、ここから外へ出ていないことを確実につき止めていた。扇屋へ向けて、懸合いもしたし、探りもやってみたが、扇屋では、そんな客はいないというのみで取りあわない。

吉野太夫が彼の身を匿まっているらしいという見当も、全然つかないわけではなかった。けれど今この風流の別世界に限らず、貴顕から民間にまで人気のある吉野太夫へ、武士が徒党して、争いを仕掛けてゆくということも外聞の上から考えられた。

で――遠巻きに、持久戦の策をとって、武蔵が、廓内から出て来るのを厳しく見張っていたのであるが、その折には必ず当の武蔵が姿を変えて出て来るとか、覆駕のうちに隠れて遁れるとか、でなければ、柵を越えて他から脱出するに違いないときめて、その用意にはおさおさ怠りない備えを立てていたのだった。

――ところが、平然と、ありのままな姿を灯に曝して、その武蔵が総門を出て来たので、彼らはむしろぎょっとして、いきなりその前へ立ち塞がるものもなかった。

三

遮るもののない以上、武蔵の方で立ち止る理由もない。

大股な彼の足が、もう編笠茶屋の前も過ぎて、百歩も先をぐんぐんと歩いて行く頃になって、