후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まつのやろはち
松のや露八
吉川 英治
吉川 英治의 松のや露八(まつのやろはち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,597자 · 253화면
「な、なにをもって、左様な無礼を云うか。ただは、おかんぞっ」
「面白れえ」
蟇が、もろ肌を脱いで、守宮のように、玄関へ寝た。
「どうにでもしろッ、やいっ、斬るなら斬れ。骨拾いは、百人が二百人でも、後詰に、控えているんだ。いまどき、武士面にびくついて、泣き寝入りをするような、半間な長脇差は江戸にゃあいねえぞっ」
口をあわせて、禿安が、
「てへッ、ただはおかんと、すさまじいや、汝の屋敷じゃあ、賭場あらしをして、金を蓄めたか」
八十三郎は、蒼白になった。
「証拠でもあって申すか」
「おおっ、これを見ろ」
と、眼ッかちが、あの後で、山で見つけた錆十手を出して云った。
「土肥と彫ってある十手が証拠だ。こいつを持って、御用呼ばわりした野郎は、たしかに、庄次郎というここの長男。あいつを出せっ」
「兄は、四、五日前から家に戻らん」
「ぐるになっていやがる。じゃあ、その時の賭場銭をそろえて、土肥半蔵が、手をついて謝れ」
「左様なことはできん」
「できねえと。オイ、青蕪。じゃあ、これを証拠に、一ツ橋へ行くぞ」
「勝手にいたせ」
「いよいよ、父子共謀だ。よしっ、もう銭は要らねえ、みんな! 腹癒せをしろ」