일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

所で私は客などがウヂャ/\酒を呑むのは大嫌い。俗な奴等だ、呑むなら早く呑で帰て仕舞えば宜いと思うのに、中々帰らぬ。家は狭くて居処もない。仕方ないから客の呑でる間は、私は押入の中に這入て寝て居る。何時でも客をする時には、客の来る迄は働く、けれども夕方になると、自分も酒が好だから颯々と酒を呑で飯を喰て押入に這入て仕舞い、客が帰た跡で押入から出て、何時も寝る処に寝直すのが常例でした。

夫れから私の兄は年を取て居て色々の朋友がある。時勢論などをして居たのを聞たこともある、けれども私は夫れに就て喙を容れるような地位でない。只追使れる許り。その時、中津の人気は如何かと云えば、学者は挙て水戸の御隠居様、即ち烈公の事と、越前の春嶽様の話が多い。学者は水戸の老公と云い、俗では水戸の御隠居様と云う。御三家の事だから譜代大名の家来は大変に崇めて、仮初にも隠居などゝ呼棄にする者は一人もない。水戸の御隠居様、水戸の老公と尊称して、天下一の人物のように話して居たから、私も左様思て居ました。ソレカラ江川太郎左衛門も幕府の旗本だから、江川様と蔭でも屹と様付にして、之も中々評判が高い。