후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
大橋さん、能くお聞きなさい。先達これを有馬から買おうと云うときに、何と貴方は約束なすったか、只十二月の廿五日即ち今日、金を渡そう、受取ろうと、ソレより外に何にも約束はなかった。若し万が一、世の中に変乱があれば破約する、その価を半分にすると云う言葉が、約束の中にあるかないかと云うに、そんな約束はないではないか。仮令い約条書がなかろうと、人と人と話したのが何寄の証拠だ、売買の約束をした以上は当然に金を払わぬこそ大きな間近いだ、何でも払わんければならぬ。加之ならず、マダ私が云うことがある。若し大橋さんの言う通りにこの三百五十五両を半価にせよとか百両にせよとか云えば、時節柄有馬家では承知するであろう。ソコで私が三百五十五両の物を百両に買たと斯うした所で、この変乱がどんなになるか分らない。今あの通り酒井の人数が三田の薩州屋敷を焼払て居るが、是れが何でもない事で天下奉平、安全の世の中になるまいものでもない。扨いよ/\天下泰平になって、私が彼の買屋敷の内に住い込んで居る。スルと有馬の家来も大勢あるから、私の処の門前を通る度に睨んで通るだろう、彼の屋敷は三百五十五両の約束をしたが、金の請取渡しのその日に三田に大変乱があったその為めに百両で売た、福澤は二百五十五両得をして、有馬家では二百五十五両損をしたと、通る度に睨んで