후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
老人と少年とは庵室の縁へ足を投げ出して腰かけたが、
「お三婆はまだ来ぬの」笑いながら老人は呟いた。
「そろそろ来る頃でございましょう。お三婆が降参するかお師匠様が手をつくか、はっきり勝負のつくまでは、いつまででも来ると云いすてて昨日も帰って行きましたから」
「なかなか剛情のお婆での」老人はカラカラと笑ったが、「うっかりすると私の方が手をつくようになるかもしれぬ」
「いえいえそんなこともござりますまいが、見掛けによらずあの婆さん天晴れ術者でございます――こんな山深い田舎に住んでこれという師匠もない筈ですのに、どうしてどこであんな不思議を会得したものでございましょう?」
「山深い田舎におったればこそああいう術者にも成れたのじゃ。山川の霊気自然に凝って英雄豪傑を産むということは、まことに千古の名言じゃ」
「なるほどさようでござりますか――噂をすれば影とやら、お三婆が見えました」
「なに婆が見えたというか」老人は四方を見廻わしたがそれらしい女の姿もない。
「いったいどこへ参ったな?」
「はい、あの向こうの楠の木の蔭に」
しかしそこにも姿はない。
荒鷲に化ける
老人は莞爾と微笑したが、