후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
理窟が多いという事じゃ」
「殿! あなたもよいお人でござる」オースチンも笑いながら云い返した。「しかしただ一つ欠点がござります。理窟がお解りにならぬことじゃ! まあまあ黙って私の言葉をしばらくお聞きくださるよう――さて、そのように過去においては沢山に出た鉱石が、そもそも何んの理由によって今日出ぬようになったかと申すに、それには深い訳がござる」
弾正太夫は審かしそうに、オースチン師の顔を見た。その眉は幽かに顰んでみえる。
「してその深い訳と云うは?」
「それは他でもござりませぬ。殿が天意に背かれたからでござる!」――こう云った老師の言葉には恐ろしい力がこもっていた。
彼は矢継ぎ早に云いつづけた。――
「と申すのは他でもござらぬ。すべて人間と申すものは、『自然』と闘わねばなりませぬが、『人』と闘うてはなりませぬ。これを砕いて申し上げますと、山を掘って金を取るのはすなわち『自然』と闘うことで結構なことでござりますが、船津のご領主神保帯刀様と兵を構えて戦われることは『人と人との闘い』でござって天意に背いておられます。かように天意に背かれたことを憚らず行われる殿に対しては、天神も地神も赫怒なされ必ず福は授けますまい。