Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme
八月五日
八月六日
を買って来る。中西屋へより、国男は養鶏の本赤坊へはゴムで手足の動く人形を買って来てやる。中西屋と東京堂のまるで違う空気なども気がついた。
同じ古本屋でも、人の好さそうな主人が居ると、つい買いたい気がするが、買っても買わなくっても手前の勝手だと云う様な風をした主人が居ると、買いたいものがあってもつい買わないで通ってしまう。
小僧の中でも感じの好いのを使うと使わないとには大した違いがある。
八月五日(土曜)
本田のみっちゃんが来る。別に変ったこともないが、旅行をしたいのに出来ないと云う口惜しさ、もどかしさが気をいらいらさせて書くことも出来ない。
八月六日(日曜)
午前おそくなってから坪内先生へ行く。芝居の話が出て面白かった。日本の女優は好くならない、何故なら比較的鼻が低いので横がおが美くしくないから。木下八百子の噂、つまり芸者になる女、須磨子は只単に度きょうがあると云えば□えるのだったそうだ。無言劇は或程度まで行くものである。秋田雨雀氏は、まだ気分劇で、舞台の実地のことはあまり知らないと云う話、明治初年のことなども、種々話に出た。帰りに父さまが四かどでまって居て下さったので、そのまま大味氏へ行き、竹葉で食事をして三越へ行く。