Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme
九月二十三日
九月二十四日
小田切の直行氏夜来訪、種々のことを話す。概して実際的と云うべき人だろう。
九月二十三日(土曜)
小雨がして居る。三越の彩壺会へ行った。女房をなくした車屋にのって行ったがよっぽど性質が変って来た。悪くなった。来るのが不愉快なようだ。岡田信一郎氏に先ず会う。大変工合が悪そうだった。読売の下妻つまとか云う人が来て、写真をかりて行った。石井きぬ子氏に会う。おだやかな美をもって居る人だった。堀氏に会う。機械学士だそうだけれども随分皮肉な人らしい。あのあごの山羊髭が皮肉なのだ。柿右衛門鍋島、古伊万里は好い、が九谷はどこと云うことなしに俗なものだ。夜 parents の間に小さい quarrel があった。 Cranford を少しよむ。八時頃からねむくなってしまったので一息ねて、十時頃起きて又訳して十二時ねた。時候のかわり目のどうしたのか、このごろは、よるになると、なやまされてしかたがない。どうかして静かな心持でねつきたいものだ。泣きたい様だ。
九月二十四日(日曜)
昨日のつづきの雨がまだ降って居る。 Cranford をよむ。『読売』の日曜附録にヨネ野口氏のジョージ・ムーアに関して或る意味に於て遊蕩文学を讃賞して居られる。