Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme
三月六日
三月七日
作文の文字と云う題に対してあまりよくない文を書いたし算術も二つ違ったからあやしいものである。
西尾先生(小学校の)に会った。
種々昔の話が出てあの先生も年も取った事をつくづく感じてしまった。私が十八になったのは決して無理ではない。
夜は三四人の食事客
かなりいそがしい思いをして、一日少しばかりの本を見ただけで過ぎてしまった。
三月六日(月曜)
千葉先生のを出した。夜十四をかきかけて右の目の工合が悪いし疲れたりして終りまで出来なかった。
どうしても三月の十日までに出来して仕舞わなければ、間に合わない。四月の十五六日に発行してもよい。又そうでなければ出来ないだろう。
ほんとに日が短かいにはやり切れない。
どうぞして、よく出来上ります様に。
若しこれが悪かったら実に私は失望して仕舞うであろう。
三月七日(火曜)
欠
春が如何に私にとって毒悪いものであるかと云う事を感じ始めた。
私の精神は或る圧迫に堪えられない様になって来て居る。
すべての平衡が破れた様で頭の工合が大変悪い。
早退をして帰ってから働いた方がよかろうと部屋を片づける。
夜十四を書きあげ十五の少しまで進む。