Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme
七月二十六日
七月二十七日
それで自分は小説を書くのをやめてしまったとおっしゃる。若いうちは、馬鹿に書くのが早かったが、年をとって段々考えが深くなってくるとおそくなるとおっしゃった。もう立派な作はもうずっと立ってから出来ると思えとしきりにおっしゃった。
七月二十六日(水曜)
昨夜書いて置いた手紙を持たせて瀧田さんへ間宮をやる。
瀧田さん自身出て来られたと云う。二三日立ってから返事をする。八月九日が〆切だと云うことであった。もうどんなに苦しんでも九日までだからと思う。
新聞の予告でも見てから安積に行くことに仕よう。『日日』に自分の事が出て居る。別にうれしくもなかった。まして父上の学号なんかが違って居るのを見ると、自分のこととは遠いことのように思われる。この頃になって洋行の話がしきりに出て居る。それはもう確定したこととして話されて居る。とにかくもう二三年の間の様子を見てからと云うことになって、学校の方も選科にしなければならない。九月にならないうちに付をつけて置きたいと思う。九月は十一日からでなく十四五日から学校に行きたいと思う。
七月二十七日(木曜)
古市氏より
蜷川、古市、高嶺氏へ
午前中漢文先生、最中に高嶺さんから電話でおまねき、午後から行く。