Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme
五月二十二日
五月二十三日
五月二十四日
彼等――丈よりも退化した者共が尚私共の仲間であることはまことに恐ろしい。
五月二十二日(月曜)
坂本さんの所へ行って種々話す。
人を殺した事が悪い事だと云うので、政府が殺したものを殺すのはどういうわけかということがほんとうに考えられる。
又、自分は単純によい、わるいで人間のすべての行為を判断して行きたくはない。と云いながら何か起ると、自分自身それを裏切って居るのはまことに悲しいことである。
社会的感情に支配される様に子供の時から癖づけられて居るのはいやである。
どうかして何事もしずかな理解のある気持ですごしたいと思う。どうかして左様ありたい。父上北海道出発。母上歌舞伎。
五月二十三日(火曜)
小池先生から電話がかかって来る。
一日何をすると云う事なしに暮してしまった。
毎日雨が降ってうっとうしい。
夜千葉先生へ手紙を書く。
種々思って居る事
感じて居る事を
五月二十四日(水曜)
千葉先生へ手紙のつづきを書き出す。
小田切の秀子氏へ返事。あの人が行ってしまったので、彼那してとりとめのない様な悲しさに迫られて居るのかと思うと、可哀そうになって来たが何とも云ってやり様もなかった。