Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme

Aozora Bunko

二月二十七日

二月二十八日

二月二十九日

〔二月の感想〕

〔二月中の重要なる出来事〕

原稿紙三百枚

ペン 五銭

二月二十七日(日曜)

漢文

英語にかかってしまった。

二月二十八日(月曜)

夜は非常に興奮して沢山書く事が出来た。

小此木先生へ行く。Tanglewood tales を訳して見ようかなんとも思って見る。

Dragon's teeth は大抵よんでしまった。

二月二十九日(火曜)

南風で大暴風雨であった。十二時半まで寝てしまう。

「貧しき人々の群」を書く、十二まで、百三十一枚になった。来月の始めには出来る予定である。

〔二月の感想〕

短い月ではあったけれ共私としてはかなり有効に送れた事を感謝するのである。

「貧しき人々の群」を書きながら、実に私は人々の愛すべき事、彼等が如何に尊むべき心の芽を持って居るかを感じてやまないのである。

私はニイチェの哲学に非常に動かされて居る事を自白する。それは私に嬉しい事であると共に、一種の恐怖である。

足元の強い一日を送る事はやがて、輝きのある一生を送る事であるべきである。

愛すべき我よ、尊むべき数多なる人々の群よ。

私はどんなに芽ぐむこの春を歓び迎る事であろう。

〔二月中の重要なる出来事〕

二日 英男今日より発病重症インフルエンザにかかる。