Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 81.739 Zeichen · 164 Bildschirme

Aozora Bunko

六月一日

六月二日

二十一日 「追憶」

二十四日 千葉先生へ手紙

二十五日 関先生、久しぶりで御目にかかる。

二十二日 父上北海道御出発

二十七日 「雨が降る」三枚

二十八日 「動かされないと云う事」

六月一日(木曜)

午前中で帰って来る。久米氏の「牛乳屋の兄弟」が問題になって居る。石井さんがどうしても復讐をすると云って居ると云うので母上が心配して居らっしゃる。若し二人が決闘でもする様な事があれば何と云う事になるか。劇作家は決して自分が主人公となって血を出さずともよいのだ。そうさせるKは残しい。斯様な事は私もよく心得て置くべき事であると思う。石井も又、心にそうまでも思って居ないのに彼ゝまで云うのはいやみである。凡人は天才の犠牲となるべきが至当である。

六月二日(金曜)

父上御帰京。学校から帰って見ると、お母様も御留守。

夜どこかで一緒に食事をして帰っていらっしゃった。

もう一年の半分に来たのかと思うとおどろく。

今月の十五日は今年の丁度まんなかにあたる、何と云う早く立ったのか。

私は情なくなってしまう。これだけの中に自分は何をして来たか。彼那いやな、「お久美さんと其周囲」