Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
「もしもし、あなたは あんこくじの 小ぞうさんでは ございませんか。」
と、ひとり みしらぬ おばあさんが 一休さんを よびとめました。
「はい、そうです。あんこくじの しゅうけんです。なにか ごようでしょうか。」
一休さんが おどろいて たちどまると、おばあさんは 一休さんを おがむように して、
「やっぱり ほとけさまの おみちびきです。」と、いいます。
が、一休さんは なんの ことか わかりません。
「どうしたのですか、おばあさん。」
「はい、はい。じつは けさ はやく おじいさんが なくなったのです。どうぞ いんどうを わたして いただけないでしょうか。もしも おねがいが できれば、ほとけも うかばれます。」
「でも、おばあさん、それでしたら あなたの だんなでらに おねがい したら よくは ありませんか。」
「それが だめなので ございます。わたしの いえは おじいさんの ながわずらいで、一もんの おかねもありません。けさ おてらに いんどうを わたして ください とたのみに いきましたら、おてらさんでは、わたしが おふせを だせないことを しっていて、きて くれません。