Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme

Aozora Bunko

」

とのさまも びっくり しましたが、どうも あの ぼうさん おもしろそうだ、一つ よんで みようと、けらいにいいつけて、

「これこれ、あの ぼうさんを おまねきしてこい。」

と、いいつけました。

「はい、これは ありがたい。」

一休さんは すぐ しょうちして のこのこと とのさまの へやに はいろうと しました。すると、とつぜん へやの なかから とのさまが、

「おぼうさん、しばらく おまちを ねがいたい。」

と、こえを かけました。

「なんじゃ。」

「おぼうさん、たとえ おぼうさんとは いえ、ひとの ざしきに はいるのに、かさを かぶったままとは、ちと しつれいでござろう。かさを とって おはいりください。」

もちろん 一休さんは かさなど かぶって いません。しかし、さっき みちばたで、あおぞらを かさに かぶっている、と いったのですから まだ かさを かぶって いることに なります。

それを とのさまは もんどうにして いったのでした。

が、一休さんは そんな ことでは へこたれません。

「いや、いわれるまでもなく かさを とって はいりたいのは やまやまだが、なにぶんにも わしの かさは、あまり 大きすぎるので ぬいでも おくところが ない。