Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme

Aozora Bunko

しつれいとは おもうが このままに する。」

なるほど、あおぞらでは とっても おくところが ないだろう。とのさまは これを きくと、

「おぼうさんは 一休さんで ござろう。」

と、いいました。

「ははあ、ばけの かわが はげたか。」

一休さんは おもしろそうに わらって います。

とのさまは、一休さんに たくさんの ごちそうを だして、いろいろ はなしを ききましたが、そのなかに こんな はなしが ありました。

「一休さん、よのなかには ゆうれいと いうものが いるでしょうか。わたしは はなしには きいて いますが、まだ みたことが ありません。ゆうれいは ほんとに いるのでしょうか?」

と、とのさまが ききました。

「ははは……よく きかれる ことじゃが、わしは とちゅうに ぶらぶら、と こたえることに して いる。」

「とちゅうに ぶらぶら とは、どう いう ことですか。」

「それがな、ゆうれいと いう やつは、ひとの こころの もちかたで、でたり でなかったりする。だから、でると いえば でる。でないと いえば、でない。つまり とちゅうで ぶらぶら……」