Japanische Klassiker mit Furigana
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しぶえちゅうさい
渋江抽斎
Lesen Sie 渋江抽斎 (しぶえちゅうさい) von Mori Ōgai (森 鴎外) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 166.525 Zeichen · 334 Bildschirme
鄭樵の伝に、名山大川に游び、奇を捜し古を訪い、書を蔵する家に遇えば、必ず借留し、読み尽して乃ち去るとあるのに出たということが、枳園の書後に見えておる。
墓誌に三子ありとして、恒善、優善、成善の名が挙げてあり、また「一女平野氏出」としてある。恒善はつねよし、優善はやすよし、成善はしげよしで、成善が保さんの事だそうである。また平野氏の生んだ女というのは、比良野文蔵の女威能が、抽斎の二人目の妻になって生んだ純である。勝久さんや終吉さんの亡父脩はこの文に載せてないのである。
抽斎の碑の西に渋江氏の墓が四基ある。その一には「性如院宗是日体信士、庚申元文五年閏七月十七日」と、向って右の傍に彫ってある。抽斎の高祖父輔之である。中央に「得寿院量遠日妙信士、天保八酉年十月廿六日」と彫ってある。抽斎の父允成である。その間と左とに高祖父と父との配偶、夭折した允成の女二人の法諡が彫ってある。「松峰院妙実日相信女、己丑明和六年四月廿三日」とあるのは、輔之の妻、「源静院妙境信女、庚戌寛政二年四月十三日」とあるのは、允成の初の妻田中氏、「寿松院妙遠日量信女、文政十二己丑六月十四日」