일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

その下を、千曲川が流れて、自然の大外濠を成している。

「海津の城を見ずには城を語れない」

これはよく、築城術に熱心な当時の武辺者のあいだで、いわれていたことばだった。

甲斐の名将、馬場民部少輔信春が、苦心の縄取によるものだともいうし、いや、山本勘介の構想だと称するものもある。

いずれにせよ、ここは越後の国土にたいして、いつでも無言にものをいっている。武田方の突角だ。

武田方としてみれば、この国境の遠くまで、事あるたびに甲府から出動して来ることは、並たいていな軍旅ではない。

故に、常備の要塞兵を置く必要があったし、また、大軍が出て来たときの拠地ともなし、なお長陣に亙れば、そこの蓄蔵食糧、馬糧、武器弾薬庫などが、極めて重要に役立つことになるのだった。

こういう条件をもつ必要は、もちろん上杉方にもある。甲府からここまでの距離を較べれば上杉方の本国からここまでのほうが、ずっと距離は短いが、道路の悪さは甚だしい、やはり、本国を離れての外地戦であることに変りはない。

だから彼にも、水内郡の北に、髻山の砦があった。けれど謙信は、そんな拠点などを遠くうしろに捨てて、この敵地深くへ、南下していたのである。