일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

陸の島々

その蜿蜒たる黒い流れは、千曲川の水幅よりも広く長いかと思われた。そして夜半ごろ、先鋒の一部はすでに千曲の支流、広瀬のあたりを渡渉していた。

「……読めた。信玄の肚は」

妻女山の上では、謙信がきっとこう呟いていたにちがいない。――甲軍が広瀬の流れを渉りにかかったことは、直ちに、その全軍が海津城へ赴こうとするものであることを察するに難くないからである。ひとまず海津の城へはいって、そこの味方、弾正の人数と合し、更にその兵力を大にして、信玄があらゆる智略と用意をもって、この妻女山へ答えようとするものであることが、謙信の胸には、北斗を数えるように歴々と分っていた。

陸の島々

戦略的な眼で、平野を海洋と見るならば、飛々にある丘や山は、これを大洋の島々と見て、その利用価値が考えられてくる。

妻女山に謙信が陣したのも、逸早く、前進拠点として、地の利に拠ったものであるし、信玄が、平地から陣を払って、海津の城へはいったのも、

「素裸の地に長陣は危ない」

と、考えたからにちがいない。

その意味で、城もまたひとつの島といえよう。天険に人工を加えた陸の要塞港である。

海津の城は、三方に山を負い、西の一面だけが、港の口のように、平野に向っていた。