후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うえすぎけんしん
上杉謙信
吉川 英治
吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면
有りや・無しや
「やはりそうか。それこそ、車掛りというものぞ」
と、躍り起っていった。
「さらば隼人正。ただ今、勘介入道も申したごとく、敵にさまでの覚悟あって、手詰の陣掛りして来るからには、味方もこのままの備えでは支え難い。疾く疾く、勘介の指図どおり諸所の部隊へ、陣立更えのこと、申し触れよ」
有りや・無しや
川中島その日の緒戦は、上杉方の「車掛り」接触から始まったというもの、否、「車掛り」の陣形ではなかったというものなど、古来からこの事は、兵法家のあいだでも喧しく論議されている問題ではある。
しかし上杉謙信が、
この一戦に!
と固く期して、自己の細心を以て、敵の中軸へ直接、激突を計っていたことは慥かな目企みである。
それを果すには、平常の手固い布陣と、一定の距離を要する対陣では、所詮、信玄の中軍へ分け入ることはできない。
で、濃霧を幸いに、全軍の方向を、犀川へ向け、帰国の引揚げをするかの如く見せて、絶え間なく兵を歩ませつつ実は巨大な輪形陣を旋回しながら、あたかも颱風が緯度を移ってゆくよう、信玄の陣前へ迫って行ったということは、彼の決意から見ても、戦略からいっても、当然な策であって、決して、由謂れなきことではない。